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C.F.Martin の貫禄

 
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 初めて購入したMartinはブルーケースに入った「D-76」。最高でした。なんでもっと早くMartinnを買わなかったのだろうか、と後悔するほど艶っぽい鈴鳴り、これぞアコースティック・ギター!そして70年代に憧れた楽器そのものでした。バックはローズウッド3ピース。基本スペックはD-35ですが、45並みに厳選された材料が使われていたそうです。

 ヘッドインレイがこれ。
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 イーグルのインレイ、ポジションマークは☆。そして、マーチンの渋いロゴ。今持っていたら、いくらになっていたでしょう。当時の売却価格も宜しかったです。ただし、メンテナンスが大変。いわゆる「マーチン・クラック」が発生してましたから、リペアが必要になったでしょうね。

 同時に所有したのが、1991年D-18 SQネック。このSQってのか肝腎です。スクエアロッドのパーマネントネック。アジャスタブルよりも音が良いと言われてました。実際に素晴らしい鳴り、特にストロークは惚れ惚れでした。

 マホガニーサイド&バックは、安価なギターのように思われますが、全くそんなことないです。音の分離は良いし、サスティーンにも優れ、特にフィンガースタイルには向いてます。

 所有していたかったのですが、ドレットノートを弾く機会がないのと、演奏スタイル(ってほど大袈裟じゃないけど)が変わり、Nut幅が44.5mm(1 3/4inch)でないとツラい。ドレッドノートやOOOは42.9mm(1 11/16inch)が多い。それに大きなボディは抱えるのに疲れます。

 小ぶりなボディのOOOがチマチマ弾くフィンガースタイルには似合いますが、スケールが短い(632.5mm)。DADGADやオープンチューニングにはフルスケール(645.2mm)が欲しいです。そこで、OOOボディでドレッドノートのスケールなのは、「OM」ってことになります。

 ゆえに、ドレッドノート撤収で、OMやそれに近いサイズのギター収集が始まり、Martinはすべて下取りに消えて行きました。シャレで購入したBackpackerのみの時代が続いたのでした(大袈裟です)。

 途中途中で、新型Martinを試奏する機会は多々あったのですが、んんん、Martinの方向性に疑問を感じて来て、TaylorのNTネックやピックアップシステム、UVキュアのクリア塗装、エキゾチックな木材、そして弾き易さと音に惹かれて行ったのでした。

 それでも、ギター転売屋モドキで最新のMartinは数本仕入れて販売しました。
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 ローエンドモデルってこともあるけど、あくまでも売り物でしかなかったですね。チューナーを内蔵したピックアップにも、まあ、こんなもんかな、って感じでした。

 話が長くなってますが、「Martin 離れ」の要素の一つに、ヘッドロゴの変更もあります。2000年後半くらい?から、金キラの立体英文字に変わっちゃって、なんだか品が無いように個人的は思えたのです。
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 個人の好みの問題ですけどね、最近は旧ロゴも復活してるようなことも聞いてます。

 やっと本題ですが、2002 OM-18Vを入手し、これが旧ロゴ。そして何たって音が素晴らしい。コンディションも奇跡のような個体なんです。
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 ケースも純正。色落ちしてるけど、上品な内装です。
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 現在じゃ入手が難しい「真っ黒な」エボニー指板。
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 オークションだったので、ギャンブルだったのですが、裏切られました、見事に素晴らしい方向へ。こんなに程度が良くて、音も演奏性も良いなんて。今時これほどの個体は出て来ません。
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 久しぶりに早朝から弾いて、迷惑掛けてます。弾かずにいられない。そして、M..Shiozaki OM-50 CWとの弾き比べも始まりました。
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 多幸感に満ち溢れます。しばらくこの話題ですね。












by kzkwglider | 2025-12-22 15:51 | Fingerstyle Guitar | Comments(0)

#青空と雲のゆくえ ピュアグライダー・パイロットです。セールプレーンからの空撮写真や飛行記録などをアップしてます。2015年5月に患った大腸穿孔(S状結腸憩室穿孔)によるストマの体験なども。


by kazu
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