リペアの神髄
2025年 08月 12日
塩崎シーガルOM-50-CW customのリペアが完了して、戻って来ました。当初の納期は3ヵ月でしたが、2ヵ月弱、早かったです。主な作業内容は、

ネックはボルトオンではなく、タブテイルなので、リフレット共々、本格的重整備です。
早速鳴らすと、おお、音が今までと別物です。サスティーンが素晴らしい。マホガニーの軽やかな響き。フレットが減ったことにより、いかに音詰まりが生じていたかが、すぐに嫌と言うほどわかります。30年近く経過してボディの乾燥が進み、鳴りのレベルがさらに向上してます。 
もともと弾き易かったのですが、調整されて更にメリハリが効くプレイヤビリティになりました。完璧な調整ってのは、こういう状態なのです。やっぱりシロートでは無理な領域であることを痛いほど実感。 
リフレットされた処理も実に丁寧。日高さんの職人としての沽券を感じます。ルシアーとして、リペアマンとして、これからもお付き合いが続くでしょう。
改めてこのギターが大好きになりました。これだけの仕様のMartinを入手するには、Custom Shopオーダーになりますから、価格がとんでもないことになります。確かにMartinは魅力的だし、好きですけど、欲しくならないのですね。
今年はWaterRoadのトップクラック(結果的にネックリセットはしてない)に始まって、Taylor All Koaのシムによるネックリセットと、リペアが続いてます。サドルを削ったり、トラスロッド調整とかは散々やってきましたが、やはりプロのリペアにはかなわないし、その完成度は段違い。リペアにハマりそう。
次は、白濁が出てるTaylor 1990`s Cindyのボディをリフィニッシュしたい欲求に駆られてますが、音が変わるのが怖い。でも、日高さんなら任せて良いかと思い始めてます。
・ネックリセット
・指板調整フレット交換
・ロングサドル交換
・ナット整形調整
・ブリッジ剥がれ圧着、等々
当初予定されていたブリッジプレートの削れは、弦高を下げたので必要なし。その弦高は、もともと低かったのですが、12F 1弦/1.5mm 6弦/1.75mm ビビらない限界です。



by kzkwglider
| 2025-08-12 02:13
| Fingerstyle Guitar
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