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冗長性のない臓器

 正月早々(もうそうではないけど)負荷心エコー検査結果に引っ掛かってしまい、紹介状を書いてもらって心臓の精密検査のため大学病院へ。こっちでは最も大きな病院で、急性期専門、紹介状がないと受診できません。ゆえに、緊急性が高いか、すでに重症化している患者さんで溢れてます。
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 実は、病院や医師の観察が趣味と言ったら語弊がありますが、嫌いではないです。さまざまな病気になったので、病院や医師を比べて客観的に評価することでもしないと、疲れちゃいますから。

 で、今回の病院はとにかく巨大で新しい。迷路のようなフロアーです。対応は丁寧ですが、迷いました。医師の印象もよろしいです。早速簡易的な検査をし、はじめて経験する心臓エコー検査は来来週になりました。  

 少し前なら、造影剤を入れた血管撮影と言う侵襲性の高い検査でしたが、造影剤は使うものの、CTのみでさらに詳しく評価できるようになりました。日帰り、30分で終わります。この検査により判明することは、「冠動脈の狭窄」」。
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 つまり狭心症の疑いがあるのです。自覚症状がないのがやっかいで、最悪突然の心房細動や心停止。心臓は当然1つしかないので、バックアップできません。人類を設計した神様にフェイルセーフという考え方はなかったのか、なんて思っちゃいます。

 妊娠してお腹の中で約40週の「耐久試験」をクリアして世に出て、長生き時代となった今では、70年以上稼働します。しかも1個だけで。肺や腎臓は2つなのに、今回の精密検査のようにメンテナンスしながら使い続ける臓器なんです。

 止まったら、お仕舞、再起動不可能。優先順位の付け方がおかしいような気がします。しかも、ほぼ全血流を3枝だけの冠動脈に依存してる。

 その3枝の末端に狭窄がないか調べる検査。もっと冗長構成を持たせて頂きたいのですが。

 1つしかないメリットも考えてみました。2つ心臓があったら、広大な場所と莫大な消費カロリーが必要そうだ。エンジンに例えれば、単気筒シングルシリンダーの方がシンプルで部品は少なくて済む。

 進化は「要らない機能の退化」だから、心臓なんて単純な臓器は1つで良い!と決まったのかも。神と言う生物設計エンジニアは、40年程度の使い捨てパーツなのに、80年以上手入れをする(される)とは思わなかった!ってことか。

 なんて戯けたことを病院の長い待ち時間に考えていました。

by kzkwglider | 2025-01-11 04:15 | Road & Sky & Swim | Comments(0)

#青空と雲のゆくえ ピュアグライダー・パイロットです。セールプレーンからの空撮写真や飛行記録などをアップしてます。2015年5月に患った大腸穿孔(S状結腸憩室穿孔)によるストマの体験なども。


by kazu
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