クルマは『ミッション』
2023年 09月 26日
日本のヒステリックな交通事情でマニュアルトランスミッションを乗り続けることは、もはや年齢的に諦めました。新しい様々なクラッチやミッションを経験して、それらの長所短所を探りながらクルマを乗り継ぐと、クラッチとミッション魅力がそのクルマに占める割合は大きいです。

当時出始めたDCTと遜色ないくらいのシフトアップ時のショック、キックダウンのマナーもよかったです。1.5スポーツライン、良く走りました。内装も特別色をオーダーして、輸入車の魅力を知った記念すべきクルマでした。 
ハッチバックとクーペばかりですが、趣味と仕事でワンボックスはハイエースを3台乗り継ぎました。ベストセラーの傑作現行ハイエースは、いち早く購入。エンジンもミッションも素晴らしい出来栄え、旧型に比べた積載能力。売れるはずです
次なるハッチバックはイタリア車。中古ですが、FIAT PUNTOに一目惚れ、ジュージアロ・デザインの可愛くも洗練されたフォルムは、好きな人にはわかります。未だにABARTH仕様車は走っています。 
ヒッチメンバーを取り付けて、グライダートレーラーをけん引したりもしました。そして、このクルマはシングルロボットクラッチとディアロジック5速ミッション。これが実にイタリアンなんです。
街中で良く見かけるFIAT 500チンクエチェントとほぼ同じミッションです。
2ペダルですから、ATとMTモードがあります。まず発進ですが、シングルクラッチのマナーが素晴らしい。トルコンと比較してもひけを取らないくらいスムーズです。 
発進は良いのですが、ATモードのミッション、この変速が最悪です。いきなりジャジャ馬、ドタバタになります。大袈裟に言えば、鞭打ちになりそうな変速ショック。これが嫌でFIAT 500を手放す人が多いみたいです。スタイルで買っちゃうと酷い目に会うのは、イタ車の宿命です。
しかし、このミッション、MTモードで走らせると激変します。実は私の最も好きな2ペダルかもしれません。基本的にマニュアルで走らせるミッションで、シフトアップの時に、アクセルをちょっと戻してギアアップすると、ショックなく小気味よく繋がります。
クラッチは単版ですから、ロスなくダイレクト。気分よくシフトアップが出来ます。シフトダウンは、ブリッピングこそしませんが、ロボットクラッチが上品に滑ってショックは最小限。ギアのアップもダウンも実に楽しいのです。 
でもオートマですから、赤信号で減速してると、停車時はローギアーまで自動的にシフトダウンしてくれる優しさも持ち合わせたイタリア美人。
1.4リッター、今時シングルカムのエンジンですが、能力を使いきれる素晴らしいミッションなんです。流石イタリア人、クルマ好きな技術者の心意気が伝わります。このディアロジック5速ミッションはまた走らせたいですね。 
日本では馴染めない短所もあります。オートマとは言えシングルクラッチ。停止すると気前よくクラッチは切れます。ゆえに坂道ではバックするので、ブレーキを踏んでる必要があります。流石に改善されて、3秒だったか、ブレーキをホールドしてくれるようになりました。 
大好きなPUNTOでしたが、電気系トラブルで、3回レッカーに乗ったのも事実でして、なかなかイタ車は手強かったです。
そして当時は革命的だったDCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)の魔力へハマって行きます。
トルコンクラッチは、なんといってもスムーズ。ロックアップ機能も加わったので、日本では一番適合したクラッチでしょう。それに繋がるミッション、CVTは私には論外。エンジンの回転数は変わらないのに、車速が伸びるラバーバンドフィールは、許せません(個人的な感想)。低回転で回るエンジンで充分です。
トルコンに繋がるミッションは、プラレタリーギアの4速や5速になりますが、変速時のショックは避けられません。でも、初めて購入した輸入車、VWポロに搭載されていた日本製アイシンの5速トランスミッションが秀逸でした。








by kzkwglider
| 2023-09-26 04:20
| Road & Sky & Swim
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