女神の見えざる手
2021年 02月 27日
U-NEXTでしか鑑賞できない映画の路線に変更しつつあります。まずは、『女神の見えざる手』。 フィクションですけど、アメリカ銃社会に鋭く切れ込んだ社会派サスペンス。機関銃のようなセリフとカット割り、字幕を読むのに必死です。伏線が散りばめられていて、ラストのどんでん返しは途中からかなり想像できるのですが、それに至るまでが難しい。
久し振りにしっかり観直したくなった映画でした。実際に要所要所を再見すると、素晴らしく良く練られた脚本だと思います。主演のジェシカ・ジャスティンはまさにハマり役。でも、個人的にはジョディ・フォスターに演じて欲しかったけど、ジョディじゃ軽くなっちゃかも。
蛇足ながら、この映画が公開されたのは2016年てトランプ政権が誕生したばかり。「銃乱射を止めるのは銃」と公言してた大統領ですから、この映画が与えた影響って皆無だったのでしょうか。
で、そのジェシカ・ジャスティンで検索した映画がこれ。 こちらは実話ベース。CIA女性職員が9・11から始ったアルカイダだと闘いを描いてます。ネタバレは避けますが、アメリカ社会が抱える病巣を曝け出してますね。見応えありました。ジェシカ・ジャスティンって女優さんは、キュートでもありながら、強い女を演じたら無敵かも。
泣けたブラピ、だったのは、『マイアンヌ』。 第二次世界大戦、イギリスを舞台にしたスパイ恋愛映画。流石の演技力、切ないラブストリーです。時代背景の描写も素晴らしい、戦闘機含めてウソっぽくないのです。太平洋戦争を描いた邦画は、どうにも安っぽくなっちゃって、予算が違い過ぎるにしても、センスの問題が大きい。
まだまだ観たい映画に溢れてます。
by kzkwglider
| 2021-02-27 04:59
| おウチ映画
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