憩室はデリケート
2020年 06月 16日
さて、大腸カメラです。4年ぶりかな。例によって前日は昼食で終わり。夕食して午後8時に飲むように指示されている「マグコロール」を午後4時からフライングして飲み始めました。
それほど辛くないです。フルーティで味は良くなっているように感じます。
そして2時間ほど経過して、噴射開始。5回くらいでほぼクリアーな状態。ゆっくりとシャワーを浴びて早寝。
翌日朝食を抜いて医療センターへTWINGOで走ります。本当はクルマで来ないように指示されていますけどね。まあ大丈夫でしょう。
医療センターの内視鏡センターは、独立した建物になります。そんなに新しくないけど、清潔なシャワー付きトイレが3つ。この日の大腸カメラ検査する人は4人なので、安心。ただ、洋服はそのままで2リットル飲まないといけません。ゆえに万が一のために予備のパンツを持ってきました。
そろそろお尻がヒリヒリしだした頃には、全く透明になり、500ml残して看護師さんのOK!が出ました。でも、検査は午後からなので、水分を取りながらひたすら時間をやり過ごします。
午後1時半、ほぼ時間通りに呼ばれ、検査着に着替えます。いつものお尻にスリットが入った間抜けなパンツを履いて準備完了です。看護師には大腸カメラは何度も経験があり、いつも痛いです!と伝えました。
呼ばれて内視鏡室へ。胃カメラと同じスペースで3台あります。血圧を測って痛み止めを注射されて、40歳前後の検査医師と対面。5年前にS状結腸憩室穿孔で半年間ストマになったこと、その2年後に憩室炎になったことをしっかり伝えます。
ジェルを塗って開始です。
やっぱり痛い。医師は助士のドクターに色々と解説しながら順調に挿入していきます。モニターには自分のモツが良く見えます。肌色でキレイ。
横行結腸へ入ってくると更に痛みは増します。「狭いとこを通りますから痛いですよ~!」って。
はい、凄く痛いです。マスク越しに唸ります。仰向けになって、自分の拳でみぞおちを強く押すように指示されます。これは初めて。ファイバースコープの存在を手に感じます。
痛みはマックスになってきました。痛い痛い痛い!涙もにじむ。
どこが痛いですか?って聞かれても全部痛い。
看護師さんが呼ばれます。今度は看護師さんが強くお腹を押さえます。プロは違います、痛みは少し軽減されましたけど、痛い
ドクター:憩室、沢山ありますね。だから痛いのかな。
やっぱり憩室だらけなんだあ。はああ。でも早く終わって欲しいけど、どうせなんだから徹底的に検査して欲しいし、悶絶の時間は続きます。
やっと上行結腸の先まで達して、ゆっくりと抜いていきますが、抜かれるのも痛い。もう大腸全体が激痛状態です。
助手にも適宜解説。ここが手術の跡かあ、と。検査ドクターは、かなり経験豊富な印象です。痛みはともかく、診察には信頼性を感じます。
『終わりましたよ、特にポリープとか異常はありません。憩室は沢山ありますね。』
憩室は治らないからわっていますが、やっぱりチョッとショックですね。解放されて着替えますが、大腸全体が痛くてフラフラです。会計が終わってもしばらく休んでいました。
何度やっても大腸カメラは鬼門です。しかし、半年間ストマの病気をしたのですから、これからも定期的に必要な検査であります。次はいつか、しばらく忘れたいです。
胃も大腸も異常ありませんでしたが、やっぱり憩室の今後がやっかいです。
by kzkwglider
| 2020-06-16 07:58
| 大腸穿孔(S状結腸憩室穿孔)人工肛門
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