真壁滑空場の真骨頂!
2019年 03月 21日
熊本大学航空部学生の合宿、無事に終了しました。1日だけノーフライトデイを挟み、10日間、まったく雨が降らず飛びっ放し。素晴らしい天候に恵まれました。ソアリングもたっぷり、練習日和の穏やかな日もありで、単身熊本から乗り込んで来た青年は、見事に新しい扉を開きました。
数字が証明しています。
★航空部在学中3年間は、発航回数78発、エアタイム10時間15分。
★真壁滑空場9日間は、発航回数20発、エアタイム22時間16分。
真壁では1日平均2時間以上飛べています。1発平均でも1時間以上。今までの「バッタ」と世界が違いすぎますね。獲得高度も最高8,000ft!
彼は大満足でした。と言うか、これからじっくりとソアリングの感動を味わえると思います。九州に帰ってからの広報活動に期待しちゃいますね。
何発か後席で同乗しましたが、センタリングのセンスはいいです。問題は着陸の接地スピードが抜けちゃうことですが、これも時間の問題で、ソロに出られると思います。
後席では、ほとんど手を出さなかったので、実質ソロフライト状態でしたからね。焦らず地元でライセンスを取得して、また戻ってきて欲しい。
将来の夢は教育証明(教官)を取得して、後輩を指導したいそうです。若者が長いスパンでグライダー文化を継承してくれることは、まさに我々が望んでいることです。その言葉を聞けただけでも、今回の合宿の意味がありました。
さすがに、疲れましたけどね。連日複座機の組みバラシ。フライト本数も1日5本平均ですから、身体が重いです。青年もバッタからは未体験の20時間以上のソアリングで疲れています。
丁度良いバランスでの合宿だったと思うし、なんたって天候に恵まれました。そして、ノーアクシデント、インシデント。これが何よりも大切なことでした。
青年は今日九州へ帰って、週末すぐに合宿だそうです。東京グライダークラブの自慢をしっかりして、広報活動をしてもらいましょう。
やっと、くみに逢えます。
by kzkwglider
| 2019-03-21 04:58
| ソアリング日記
|
Comments(0)