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真壁滑空場の真骨頂!

 熊本大学航空部学生の合宿、無事に終了しました。1日だけノーフライトデイを挟み、10日間、まったく雨が降らず飛びっ放し。素晴らしい天候に恵まれました。ソアリングもたっぷり、練習日和の穏やかな日もありで、単身熊本から乗り込んで来た青年は、見事に新しい扉を開きました。
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 数字が証明しています。

 ★航空部在学中3年間は、発航回数78発、エアタイム10時間15分。

 ★真壁滑空場9日間は、発航回数20発、エアタイム22時間16分。

 真壁では1日平均2時間以上飛べています。1発平均でも1時間以上。今までの「バッタ」と世界が違いすぎますね。獲得高度も最高8,000ft!

 彼は大満足でした。と言うか、これからじっくりとソアリングの感動を味わえると思います。九州に帰ってからの広報活動に期待しちゃいますね。
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 何発か後席で同乗しましたが、センタリングのセンスはいいです。問題は着陸の接地スピードが抜けちゃうことですが、これも時間の問題で、ソロに出られると思います。
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 後席では、ほとんど手を出さなかったので、実質ソロフライト状態でしたからね。焦らず地元でライセンスを取得して、また戻ってきて欲しい。

 将来の夢は教育証明(教官)を取得して、後輩を指導したいそうです。若者が長いスパンでグライダー文化を継承してくれることは、まさに我々が望んでいることです。その言葉を聞けただけでも、今回の合宿の意味がありました。

 さすがに、疲れましたけどね。連日複座機の組みバラシ。フライト本数も1日5本平均ですから、身体が重いです。青年もバッタからは未体験の20時間以上のソアリングで疲れています。

 丁度良いバランスでの合宿だったと思うし、なんたって天候に恵まれました。そして、ノーアクシデント、インシデント。これが何よりも大切なことでした。

 青年は今日九州へ帰って、週末すぐに合宿だそうです。東京グライダークラブの自慢をしっかりして、広報活動をしてもらいましょう。

 やっと、くみに逢えます。


by kzkwglider | 2019-03-21 04:58 | ソアリング日記 | Comments(0)

#青空と雲のゆくえ ピュアグライダー・パイロットです。セールプレーンからの空撮写真や飛行記録などをアップしてます。2015年5月に患った大腸穿孔(S状結腸憩室穿孔)によるストマの体験なども。


by kazu
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