大腸穿孔(S状結腸憩室穿孔)によるストマ(ストーマ)人工肛門と私
2015年 11月 25日
以下は、あくまで私の体験ですので、参考までにお読み下さい。
簡単に経過をお話します。
2015年5月23日、前々日からの激しい下腹部痛により緊急手術となり、人工肛門が造設されました。1週間は術後の激痛に苦しむ。
手術前に、担当医から詳しくインフォームドコンセントを受けましたが、緊急手術?半年くらい人工肛門?激痛の中だったこともあり、理解も納得もできないまま、手術が始まりました。
手術時間は、4時間半でした。
術後、痛みが落ち着くと、便の排出方法や、パウチと呼ばれる人工肛門に取り付ける袋を選んだり、自分での交換方法を看護師さんから習いました。
手術した傷が感染をしてしまったので、28日間の入院になってしまいました。
退院後は、便の排出、パウチ交換、皮膚の保護などをすべて自分で行い、障がい者手帳内部障がい4級を取得しました。
半年後の11月18日に人工肛門閉鎖手術を受け、現在経過良好、間もなく退院です。
ここまでが、現在の状況です。
56年間生きてきて、もっとも強烈な体験だったと思います。
大腸穿孔は、ほとんどの場合、突発性みたいです。実際、私も自覚症状はまったくなく、突然激痛に襲われましたが、それまでは通常の食生活でした。
痛みは、本当に凄まじいものがあります。救急車は呼びませんでしたが、救急搬送される場合が多いようです。
大腸が破れ、内容物(つまりウンチ)が腹腔内に拡散して腹膜炎を併発、敗血症になって死に至る恐ろしい病気です。
私の場合は、発症した原因は不明です。毎年受けていた人間ドックで消化器系の異常はありませんでした。
それゆえに、何も知識がなくて順応できませんでした。自分が人工肛門になるなんて、考えられなかったです。
便秘がひどかったり、大腸にポリープがあったり、最悪大腸ガンが見つかったりした場合は、事前にしっかり検査して、治療計画が立てられ、手術となれば人工肛門の可能性も医師から詳しく説明されると思います。
そして、人工肛門がどのようなものであるか、ある程度理解してからの手術になると思いますが、大腸穿孔の場合は、とにかく突然ですから、大混乱します。
緊急手術が終わって落ち着くと、お腹にビニール袋が付いています。起き上がってみると、透明な袋の中には、自分のウンチが!
激しく動揺すると思います。
そして、ウンチの排出の練習。指に付いちゃいます。情けなくなると思います。
パウチ交換も慣れが必要です。なんたって、産まれて初めての体験ですからね。
問答無用で人工肛門を受け入れざるを得ない環境に持って行かれます。それまでは、人工肛門と言えば「大門軍団の渡哲也」、くらいの知識しかなかったですから。
恥ずかしさも尋常ではありません。自分の排泄物をうら若き看護師さんにさらすのですから、ある意味、恥部を見られるより屈辱を感じます。
肉体的にも精神的にも、打ちのめされる入院生活でした。
退院後、実生活においても、新たな艱難辛苦が待ち受けています。
人工肛門とお腹に貼られたパウチを24時間常に意識した生活が始まります。
オナラや排便のコントロールは、全く出来ません。つまり、垂れ流しです。
受け止めるのは、薄い透明なビニール袋。毎日ウンチを眺めての生活。
しっかりと肌に接着され、排出口もマジックテープで閉じられていますが、3時間も経過すると膨らんでパンパンになります。
普通の様式トイレで排出することは可能ですが、後処理に時間がかかります。
オナラの音も気になります。夏で薄着だったゆえ、なおさらに。
ゆえに、引きこもり状態になりました。なにもする気が起きません。パウチとウンチを見つめて、タメ息ばかり。
パウチの接着面がただれたり、痒くなったりします。徐々に剥がれてくるので、3日くらいで交換になりますが、人によっては毎日!なんて方もいるようです。
ストマ用品の出費もバカになりませんが、障がい者手帳を取得すると、ほとんどカバーされます。でも、発行まで1ヶ月半!もかかり、それまでの間は実費です。
それ以前に、永久ストマでない場合は、障がい者手帳取得のため診断書を出さない(出したがらない)病院が多いようです。
実費だと、月に1万円以上は必要になると思います。
以上がこの半年の記録です。
約15センチ大腸が短くなり、半年間使わなかった直腸と肛門ですから、頻繁で過敏な便意に悩まされてます。
個人差は多々あると思いますが、当面リハビリが必要でしょうね。完全に元通りに戻るかわかりませんが、人間の回復力を信じてます。
大腸穿孔で人工肛門になり、ひたすらストマと向き合うだけの患者さんって少ないようです。同じような経験をされた方の参考に少しでもなれれば、幸いです。
ひたすらストマとウンチに向き合う日々でしたね。
戦友がいてどれだけ心強かったか。
あと少し頑張りましょう!美味しいモノが待ってますよ。
母も急なことでショックだったようです。体力がつけば戻せるかものようなことを言ってました。希望をもちたいと思います。
さぞやお母さまのことが心配でしょうし、ご本人も辛いと思います。私は医師ではないので、軽率なことは書けませんが、回復されることを願っています。
このブログにも書き込みましたが、一時ストマでは身障者手帳取得への判断基準が、病院や医師によってかなり異なるようです。
今後、しばらくはストマ用品を自費で購入する必要があるでしょうし、けっして安い金額ではないので、医師に忌憚なく質問もすることをおすすめします。
そのほか、何かあれば、私の出来る範囲でお答えしますので、遠慮なくお知らせ下さい。
どうぞ、お大事に。
私も昨年の11月にS状結腸憩室穿孔になり緊急手術&ストーマ造設されました。
手術後はストーマ付近に炎症してしまい、なかなか大変でしたが今は順調です。
今年の5月頃にストーマ閉鎖の手術の予定です。
閉鎖後はどのような感じなのかと調べていましたら
このブログにたどり着きました。
閉鎖後はどのような感じでしたか??
他の方や看護師さんに聞くと、ストーマを造設後の方が辛いと言う方が多いと聞きます。
緊急手術でしたので、考える時間もなく終わっていましたので
どちらが辛いというか、大変というかをお聞きしたいと思い
コメントさせて頂きました。
全く同じ災難に見舞われたようで、お見舞い申し上げます。これから「ストマ落ち」となると、不安だと思いますし、文字通り痛いほど分かります。
個人差が激しいでしょうから、一概には言えませんが、私はこのブログに正直に書いたように、呆気ないほど閉鎖後は順調でした。
術後の痛みは、緊急施術の4分の1、ドレンもすぐに抜けたし、傷の感染もなし。固形の便もすぐに出るようになりました。排便通は3ヵ月くらい残りましたが。
ストマ痕は、1ヵ月くらいで完全に塞がりました。
閉鎖施術は、しっかりと検査して計画的に行われますから、緊急手術とは比べ物にならないくらい楽勝だと、個人的には感じました。
不安だと思いますが、どうぞお大事にして下さい。回復をお祈りしています。
ほとんど同じ経験をしたbiondaさんのブログも参考になります。よろしければ読んでみて下さい。
https://ameblo.jp/bionda/entrylist.html
現在50才ですが、出産以外で入院経験もなく、日頃は健康すぎるほどでした。
突然のことで、本当に自分の身に何が起こったのか、
自分の体なのに制御できず、情けなくなりました。
やっと一月程経過し、おっくうだった外出も少しずつ行く気力も出てきました。
皆さんのコメントを読み、ずいぶん励まされました。ありがとうございました。
10月に人工肛門になり検索してたら拝見しまして
そうそう!そうなのーーって共感
思わずメールさせていただきました。
私の場合、9月末に卵巣腫瘍摘出のため入院
5日間の入院予定でした。
腸に癒着ありましたけど無事に手術終わりましたからねと先生より
ホッとしたのもつかの間
手術2日後激痛
まさかの腸にキズがありそこから排泄物、そう!ウンチです。
先生から説明がありもしかしたら人工肛門になることもあるかもしれませんと
手術後夫に一時は危ない状態でしたが人工肛門にもしなくても大丈夫でしたので。と
夫も一安心
が。まさかまさかのその5日後手術後の、初めてのご飯?飲み物?
の後にくだを抜いて初めてのトイレに行ったら
おなかからボフッと変な音の後にお腹の方のくだから液体がドボドボと
再再手術になり人工肛門
80日間の入院後退院して現在退院してから3ヶ月がたとうとして排泄物にも慣れてきましたが
便漏れに悩まされ早く閉鎖したいけど手術も怖い😣
そんな毎日を送っています。
メールを拝見して勇気と元気をいただきました。ありがとうございます。
もう少しの間頑張りたいなと思う今日この頃でした。
3度の大手術、しかも現在進行形のストマ。さぞや大変であり、今も辛いこととご察しします。お大事にして下さい。
病院や個人の差はありますから軽率には言えませんが、悪性でなければ、大腸穿孔を根治させる医療技術は確立していると思います。ストマを「落とす」手術も恐怖ですが、充分に検査してからの手術なので、緊急手術に比べれば身体への負担は軽いと思います。
頑張らないで時間が過ぎるのを待ちましょうね。医療スタッフにはベストを尽くしてもらいましょう。
どうぞ、お大事にして下さい。私のつたないブログが参考になれて幸いです。些細なことでも、お役に立てれば遠慮なくコメント下さい。ありがとうございました。
突然の大腸穿孔、本当に信じられないですよね。それにあの激痛。二度と味わいたくないです。
ストマ閉鎖までは、落ち込むのが当然です。無理しないでゆったりと時間をやり過ごすしかないと思います。
もう少しです。空けない夜はないです。頑張らないで人生の休息時間だと思うといいかも知れません。人間の復活力を信じましょう。
再穿孔があったので再手術小腸にもストーマ造設になりました。漏れが多く、公費ではパウチ代が収まりませんし、
以前のように自立して生活はできていません。
発症は同じでもストマ閉鎖してお元気に暮らせる方もいらっしゃるのですね。年齢にもよるのでしょうか。
本当にこの病気は突然襲っていきますから、やっかりです。ひとつ間違えると死にも至ります。予後に関しても、様々ですし、再発の心配も付きまといます。
私の場合は特殊な例かもしれませんが、しっかりとしたケアと専門の医師が処置すれば、病気そのものは悪性ではないので、付き合っていくことはできると思いますが、人間は個人ん差が激しいですからね。
私は珍しい予後かも知れませんが、参考にしていただければ幸いです。
どうか、お大事にして下さい。
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まさに昨日、私の父がs状結腸憩室穿孔でストーマになり、同じ境遇の方がいらっしゃったと思い、思わずコメントしました。
先生に手術前の説明でですが、永久かもと言われました。
私は消化器外科の看護師だったのですが、永久ストーマの方を看てきましたが、いざ自分の親がこうなるとショックが大きくて、閉鎖できないかなと今いろいろ検索しています。笑
父は元々ADLは自立していますが、もう72歳と高齢なので、自分で管理できるのか、ストーマになって精神面は大丈夫かなと私がいろいろ心配しています。笑
父はいろいろ我慢してしまったり、あまり口に出さないので、、
コロナもあり、面会もできないので、悶々としています。
昨日の今日なのでいろいろ考えてしまいますが、、
いつか閉鎖できるといいなと思いながら、過ごしていきたいと思います。
長々と失礼しました。
お父様、ご心配ですね。でも、消化器外科の看護師さんだったのであれば良くご存じだと思います。私の場合は、このブログに記録したように、閉鎖できて全く普通の生活に戻れました。個人差はあるでしょうが、悪性の病気ではないと思うので、良くなることを願ってます。
72歳なら、まだまだ高齢と呼ぶには若いのではないでしょうか。ただ、自己管理は慣れるまでは大変ですね。そこは親孝行して頂ければと、勝手ながら思います。
コロナでの面会制限は未だに続いていて、本当に心配だと思います。ストマ管理は常に寄り添う必要がありますよね。いつまで続くのやら。
どうぞお大事になさって下さい。ご回復をお祈りしています。
おむつや携帯ウォシュレットも準備して備えています。アドバイスあったらお願いします🙇
そして、心からお見舞い申し上げます。まさに痛いほど、お気持ちをお察し致します。
8月の下旬ですと、来週にストマ落ちの手術でしょうか。もっとも緊張する時ですね。しばらく検査が続くと思います。これもまた大変です。
でも、前回の緊急手術に比べると、準備万端で臨むのですから、あとは医師や医療関係者を信じて任せるしかありません。私の頃から10年経過してますから、術式や術後のケアも進化していると思います。
人間の身体の回復力、キャパシティを信じて臨みましょう。個人差はありますが、閉鎖後の排便痛は仕方ないと思います。でも、必ず治まるはずです。
ストマ痕の完全閉鎖まで、ある程度の時間も必要です。これも、必ず閉じます。開けない夜はないし、やまない雨もないと思うんです。
私は、閉鎖後、排便に失敗することはありませんでした。お腹を壊さない様に気を付けたくらいです。当時56歳でしたが、半年後、私の肛門は元気に仕事を再開してくれました。
再び普通の排泄ができることを願い、現代の医学を信じたいと思います。わたしでアドバイスできることでしたら、些細なことでも遠慮なくお尋ね下さい。メールでも構いません。
kzkw827あっとまーくgmail.com
お大事になさって下さい。手術の成功を心から願っています。
癒着は私も酷く、手術は5時間以上掛かりました。術後、身体が低体温を戻すため、猛烈に震えました。
便の回数は、個人差がありますが、食べる量と物によって著しく変わると思います。消化の良い物を少量づつ、1日に何度かに分けると良いかもしれません。
頻便傾向だと、デスクワークは辛いかもしれません。オムツは必要ないと思いますが、パッドがあると安心かも。
でも、肛門はふたたび活動しますし、肛門から便が出た時は、嬉しかったです。元の身体に戻れる!と実感しました。悲観しないで良いですよ。道は拓けます。
ストマ落ちの手術は、これも個人差がありますが、大腸穿孔の緊急手術に比べたら、気が抜けるほど楽でしたよ。その後が問題ですが、必ず元に戻ります。
現在、大腸検査をすると、私も憩室だらけと言われますが、消化の良い物を食べて気を付けてます。一度だけ憩室炎になりましたが、抗生物質の服薬で治りました。
予後はほんとに人それぞれだと思いますが、無理せず、頑張らず、辛い時は医療関係者へ正直に打ち明けて、乗り越えて行きましょう。
まずは、手術の成功をお祈りしています。
これからは以前よりペース落として人生楽しみたいと思います♪空飛ぶなんて最高の趣味ですね♪私はゴルフとオーボエですが、3ヶ月後の復帰が楽しみです😊
ありがとうございました😊
良かったです、無事に開通して、便通も安定とのこと。とても嬉しいです!!!
そうですね、ストマ痕をシャワーでジャージャー流すのは最初は勇気が必要ですが、清潔に保つには一番の方法です。最近は消毒しませんから。
「相撲取り並にでっかくて荒っぽい若い女医」さんに言われたら、尚更ですね^^ picoもまだまだ現役で使われてるのですか。
ストマ痕の完全閉塞と便通など、まだ少し時間が必要だと思いますが、必ず元に戻ります。良かった良かった!!!
「ペースを落として人生を楽しむ」って大切ですよね。そうしなさい!ってストマが教えてくれたのかも知れません。オーボエとは素敵な趣味ですね。またアルトサックスを再開したくなりました。
このブログが少しでもお役立てたのであれば、大変うれしく思います。こちらこそ、ありがとうございました。
本当に、ご苦労様でした!
