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遥かなるライセンサーへの道 その2

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 複座の練習機です。前後連動する操縦桿とラダーペダル、計器が付いてます。クルマの教習車の助手席にもハンドルが付いてるようなものです。

 練習生は前の席に乗ります。いきなりですから、かなり迫力ありますよ。

 話は少し逸れますが、航空特殊無線技士の資格は後回しでよいとしても、「練習許可証」を取得してグライダークラブに入会しないと、ライセンサーへの道は始まりません。

 まったくの飛行機初心者では、そう簡単な決心、覚悟と言ってほどのものがないと、無理だと思います。

 大切なことですが、最低でも100万円!は出費する覚悟と必要があります。もちろん、一括ではないですが。

 そこで、個人的な考えですが、50歳以下の比較的体力にまだまだ余裕がある男女であれば、パラかハンググライダーから、スカイスポーツへ捕っかかる方法も、あり、だと思ってます。

 私がそうでした。50歳までは、ハンググライダーでソアリングしてました。とっても楽しかったです。

 でも、だんだんと体力の衰えを感じたので、セールプレーンへ移行したのです。パラもハングもむき出しの身体で飛びますから、まさにスポーツです。体力がかなり必要ですし、怪我をすることも珍しくありません。

 でも、パラやハングでしか味わえないダイナミックさもあり、私も若ければ続けたかったです。パラもハングも経験してますから。

 しかも、前述したように、国家資格のライセンスは必要ありません。無線もレジャー無線を使うので、免許はいらないはずです。

 最も魅力なのは、費用です。単純計算で、セールプレーンの半額、50万円くらいあれば、クラブの入校料や練習費、パラグライダーなら中古で自分のものを手に入れることができるかもしれません。

 最近のパラもハングもよく飛びます。しかも、着陸場所ば狭くでも降ろせるので、クロスカントリー飛行と呼ばれるどこまで遠くまで飛んでいくか!には、セールプレーンよりはるかに有利で、狭い島国の日本には適した飛び道具だと、言えるでしょう。

 問題は、性能なんですよね。それは、また次回。



by kzkwglider | 2015-01-15 06:38 | ライセンサーへの道 | Comments(0)

#青空と雲のゆくえ ピュアグライダー・パイロットです。セールプレーンからの空撮写真や飛行記録などをアップしてます。2015年5月に患った大腸穿孔(S状結腸憩室穿孔)によるストマの体験なども。


by kazu
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