はんけい君

 グライダークラブの仲間が、なかなか良くできたサイトを見つけてくれました。googleマップ上の任意の位置からの半径を簡単に描けるのです。

 このように。
a0330799_05142278.jpg
 これ使えます!

 この地図では、関東にある主な滑空場から半径20kmの円を描いてみました。つまり我々にとっては命綱である「すり鉢」なんです。

 半径20kmなのは、自機の高度が3000ftを確保できれば、滑空場の上空1000ft約300mを残して、滑空比20:1で帰ってこられる「すり鉢」です。私のグライダーの計算上の最良滑空比は40:1なので、半分の20ならば余裕ですし、安全。余程の強風迎え風にならなければ、1000ftを残して帰って来られます。

 言い換えれば、3000ft以上上昇すれば、「すり鉢」の半径はどんどん広がっていって、クロスカントリー飛行ができるようになります。同じ滑空比のまま、その半径をGPSはリアルタイムで自動的に計算してくれるのですから、ソアリングには必需品です。

 1000ftの高度を残すことには根拠があって、1000ftあれば上げなおしができるからです。そのまま着陸しなくても、もう一度チャンスを探せます。

 最新鋭の高性能機であれば、30:1とかに設定できるでしょうけどもね、20で充分です。

 このすり鉢を見ると、男体山へのハードルは高いですね。宇都宮の上にある氏家滑空場は、着陸したことはないのですが、上空から確認してます。とても広い河川敷なので問題なく着陸はできそうですが、日光から遠いし、すり鉢から外れちゃいます。

 鹿沼上空で7000ft以上確保できれば、届きそうですが、強い沈下帯にはまったら、安全に着陸できる場所がないので、いつもビビって戻っちゃいます。

 そうなんです、勘違いしちゃいけないのは、この「すり鉢」が絶対的なものではないことです。空気は動いてますから、「すり鉢」も生き物のように変形しているのです。常にフレキシブルに脳味噌の中で新しい「すり鉢」を考え続けながら飛ぶこと。それがソアリングですね。

 ちなみにこのサイトは、
https://www.cloudwoods.jp/hankei/pc/

 なかなか遊べます。

by kzkwglider | 2017-11-15 05:26 | セールプレーン雑記 | Comments(0)

スカイスポーツ、特にセールプレーン、グライダーの空撮写真や飛行記録など。大腸穿孔(S状結腸憩室穿孔)、ストマ、人工肛門の日記も加わりました。


by kazu
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